超音波とは

身体に適した高い周波数の音波を発生させる物理療法機器になります。
効果は患部周辺に照射することで、深部まで届く温熱作用を生じさせ、立体的に組織を温めます。
その結果、血流の増加や疼痛の緩和が促され、さらに微小マッサージ作用により、筋肉痛や関節痛の軽減、鎮痛効果、筋萎縮の改善が期待できます。
適応疾患
超音波治療の適応となる運動器疾患は以下のとおりです。
- 筋肉痛・筋緊張
- 肩こり、頸肩腕症候群
- 腱炎・腱鞘炎(アキレス腱炎、手首・肘の腱鞘炎など)
- 関節痛(変形性膝関節症、肩関節周囲炎〈五十肩〉など)
- 捻挫・打撲などの軟部組織損傷
- 肉離れ
- 腰痛症(慢性腰痛を含む)
- 関節可動域制限(拘縮)
- 筋萎縮・廃用性筋力低下
深部まで温熱効果を与えられるため、慢性的な痛みや血流不良を伴う疾患に特に有効です。
さいとう整骨院で多く対応されている変形性膝関節症や慢性痛のリハビリにも適した治療法です。
治療の頻度
疾患の程度にもよりますが、慢性運動器疾患であれば週二回程度、急性期であれば毎日が理想的です。
小学生でも治療できますか?また副作用は?
現在当院では、小学2年生のお子さまから超音波治療を受けてご来院いただいておりますので、ご安心ください。
また、小学生以下のお子さまでも刺激をほとんど感じない超音波治療が可能ですので、年齢に応じて安全に対応いたします。
副作用は特にありません。
なお、禁忌事項として、出血を伴う強い炎症部位への施術や、ペースメーカーをご使用中の方への超音波治療は行っておりません。あらかじめご了承ください。
骨折に超音波治療は効果がありますか?
超音波治療は非常に高い効果が期待できますが、整骨院では医師の許可がない場合、骨折部位への施術は行えません。
そのため、当院では骨折が判明している患者様に対しては、酸素カプセルのみでの対応となります。
こちらはお問い合わせの多い内容ですので、あらかじめご理解いただけますようお伝えしております。
その代替として、当院では回復をサポートする酸素カプセルをおすすめしております。
詳しい内容につきましては、下記よりご確認ください。↓
