酸素カプセルとは

全身に均一な酸素圧をかけることで、体内の酸素分圧を約100mmHgから約200mmHgへ上昇させます。
これにより、通常呼吸ではわずかしか取り込めない「溶解型酸素量」を増加させます。
溶解型酸素は、細い毛細血管の奥や細胞の隅々まで届き、全身に酸素を行き渡らせる重要な役割を担います。
高気圧環境下で酸素を取り込むことで血流が促進され、新陳代謝が向上し、筋肉・靭帯損傷、骨折、捻挫などの早期回復をサポートします。
また、炎症を抑え、組織修復に必要なエネルギー産生を高め、患部の酸素不足を改善します。
疲労物質の除去も促進されるため、スポーツ外傷後の早期復帰やコンディション管理を目指すアスリートにも活用されています。
酸素カプセルの推奨される利用頻度
・ケガの状態(筋肉損傷・靭帯損傷・骨性のトラブルなど)によって異なりますが、目安としては週2回程度のご利用をおすすめしています。
・炎症が強い急性期や回復を早めたい時期は、集中的に利用することでより効果が期待できます。
・症状が落ち着いてきた後は、回復状況に合わせて頻度を調整していきます。
酸素カプセルご利用料金(保険外)
・学生 2.000円
・一般 2.500円
・所要時間 40分程度
当院に来院された患者様のケース紹介

【10代 腰椎分離症 陸上短距離】
一ヶ月前からランニング中に腰の違和感を自覚していたが、当初は大きな問題と捉えず様子を見ていた。徐々に痛みが増強したためさいとう整骨院を受診。各種検査の結果「腰椎分離症」の疑いが認められたため、整形外科へ紹介・転院となった。MRI検査により早期の腰椎分離症と確定診断され、約3ヶ月間の運動中止と並行したリハビリを行う方針となった。大会が間近に迫っている中で、少しでも回復を促すために他にできることはないかと考え、当院の酸素カプセルを利用するため来院された。
【10代 脛骨遠位骨端線損傷 バレーボール】
二週間前から跳躍後の着地時に足関節に痛みが生じた。しばらく様子を見ていた。徐々に痛みが増強したため整形外科を受診。脛骨遠位骨端線損傷の診断をうけた。約3ヶ月間の運動中止と並行したリハビリを行う方針となった。大会が間近に迫っている中で、少しでも回復を促すために他にできることはないかと考え、当院の酸素カプセルを利用するため来院された。
【10代 腓骨遠位端骨折 バスケ】
バスケットボールのリバウンド着地時に相手選手の足を踏み、受傷。整形外科を受診し、脛骨遠位骨端線と診断されギプス固定となった。遠征や大会が近く、少しでも早期回復を図りたいとの希望から、さいとう整骨院の酸素カプセルを利用するため来院された。
まとめ
さいとう整骨院では、さまざまな目的を持った患者様に酸素カプセルをご利用いただいています。大会を間近に控えながらケガをしてしまい、少しでも早い回復を目指すスポーツ選手をはじめ、日々の疲労回復やコンディション調整を目的としたスポーツ選手や一般の方が多く来院されています。また、自律神経失調症と診断され、体調管理や症状の緩和を目的とする方、受験を控えて集中力や体調を整えたい学生にも利用されています。さらに、ケガや病気を未然に防ぎ、健康な状態を維持したいと考える方にも選ばれているのが特徴です。
ぜひ、これまで酸素カプセルをご利用されたことのない方も、この機会に一度お試しくださいね!!
