「膝の痛み」わかりやすい「たな障害」/青森市さいとう整骨院

<たな障害について>

膝が痛いたな障害はさいとう整骨院の超音波がおすすめ

「滑膜ひだ障害」(別名:たな障害)とは、膝関節包内にある「滑膜ひだ」が大腿骨と膝蓋骨(膝のお皿)に挟まれて炎症を起こす「膝蓋大腿関節障害」の1つです。
特徴1 「滑膜ひだ」は滑膜に備えついた「棚」に見えて、この部分が炎症を起こすことから「たな障害」とよばれます
特徴2 膝関節を動かすと「ポクッ」とか「パキッ」という音がなり、何かが引っかかる感じもします
特徴3 膝関節内側の滑膜ひだで発症しやすいですが、外側でも発症します
特徴4 滑膜ひだは体にとって「不要なもの」ですが、滑膜ひだがあってもたな障害になるとは限りません

<たな障害の症状>

膝が痛いたな障害の症状は歩行障害

「たな障害」の症状は主に膝の内側に運動痛(運動したときに痛くなる)、圧痛(押すと痛む)、腫れるといった症状があります。
滑膜ひだは膝のオーバーユース(使いすぎ)や外からの衝撃を繰り返すことで、だんだん厚みと硬さが増すことがあります。そうすると「引っかかり感」も増し、痛みや腫れなどの症状といっしょに併発すると「膝関節の可動域障害」(膝を動かせる範囲が狭くなる)につながります。
一度発症すると滑膜ひだは厚さをまし、より硬くなる傾向があります。このような滑膜ひだが大腿骨と膝蓋骨に挟まると痛みなどの症状がひどくなることは想像がつくでしょう。

<たな障害の原因>

膝が痛いタナ障害の原因は使いすぎ

《たな障害の膝関節について》
「膝関節」とは「大腿骨」「脛骨」「膝蓋骨」の3つの骨を包むように靭帯や筋肉が支えてできた関節です。膝関節における筋肉の役割は「膝関節の屈伸運動」、靭帯の役割は「膝関節のいきすぎる運動を制御」することです。「静」と「動」がうまくコントロールされて膝は安定し、体を支えることができます。
膝の補強と運動を兼ね備えた筋肉と靭帯がスムーズに動くためには「滑膜」の存在が欠かせません。滑膜は膝関節を包んでいる「関節包」の内側にある膜です(関節包外側は「線維性膜」で覆われています)。
滑膜は「滑液」を作り出し、膝関節の中を滑液で満たします。滑液は「機械油」のような役割をしていて、機械同士(筋肉、靭帯、骨、皮膚など)が擦れあってもどこも傷つくことなくスムーズに膝関節を動かすことができます。
この滑膜にできた突起物が「滑膜ひだ」です。膝の関節包には関節内部を仕切るようにペラペラした膜が存在します。このペラペラが「滑膜ひだ」で、成長するにつれて消失します。しかし、日本人の2人に1人の割合で残っているといわれます。

《たな障害の原因》
たな障害の原因となる滑膜ひだの形は4種類あるとされています。その中で、大腿骨と膝蓋骨に完全に挟まるような形や覆いかぶさるくらい大きい滑膜で発症リスクが高まります。
元々滑膜が大きい方もいますが、体が鍛えらると滑膜も肥大します。大きくなると大腿骨と膝蓋骨に挟まりやすくなります。また、スポーツによる過度な膝の屈伸運動、膝への外部からの衝撃も原因とされますが、日常生活での歩行でも発症する可能性はあります。

関連記事

オスグット      
オスグットQ&A
タナ障害
ジャンパーズニー
がそく炎

この記事を書いた人