「スポーツによる膝の痛み」わかりやすいがそく炎/青森市さいとう整骨院

鵞足炎とは?

膝が痛い鵞足炎はさいとう整骨院の超音波治療がおすすめ

()足炎(そくえん)」とは、膝の曲げ伸ばし(屈伸(くっしん)運動(うんどう))や膝から下を外側に(ひね)る(外旋運動)動作を過度に繰り返すことで、膝の内側に付着している「()(そく)」や「鵞足滑(がそくかつ)(えき)(ほう)」が内側側副靭帯や脛骨と擦れて炎症をおこす「膝のスポーツ障害」です。
特徴1 鵞足は3つの太ももの筋肉「縫工筋(ほうこうきん)」「薄筋(はっきん)」「半腱(はんけん)様筋(ようきん)」が膝の内側((けい)(こつ)内側(ないそく)粗面(そめん))に集まって付着し「ガチョウの足」に形が似ていることからついたネーミングです
特徴2 3つの筋肉は「膝を屈曲する」「膝を内旋する(内側に捻る)」運動をします
特徴3 ジャンプやダッシュなど膝の屈伸力をいかすスポーツで発症リスクがあります
特徴4 「平泳ぎ」など「膝から下を外側に捻る」運動は3つの筋肉の運動と反対の動きをすることから発症リスクがあります
特徴5 「変形性膝関節症」と混同しやすい

鵞足炎の症状

膝が痛い鵞足炎の症状

鵞足炎または鵞足滑液包炎は鵞足が付着している膝蓋骨(膝のお皿)の内側下方に運動中・運動後の痛み(運動時痛)や、膝の内側を押すと痛むことがあります(圧痛)。痛みのほかに腫れ、膝を屈伸させるとスムーズに動かないような引っかかる感じがする、といった症状を訴えることもあります。

鵞足炎の原因

膝が痛い鵞足炎の原因は使いすぎ

膝の周囲には靭帯や筋肉の腱が数多く存在し「膝を安定」させています。その中の1つに鵞足があります。鵞足の下に「鵞足滑液包」という「滑液」がはいった袋があり、鵞足が他の靭帯(内側側副靭帯)や骨の上をスムーズに移動ができるように「摩擦や圧力の低減」をします。鵞足炎は鵞足が付着している「脛骨内側粗面」に、鵞足滑液包炎は「滑液包」に炎症がおこる障害です。3つの筋肉(縫工筋、薄筋、半腱様筋)が縮むと膝を曲げる・内側に捻る動きを可能にします。しかし、スポーツや日常的に荷物の上げ下ろしなど膝の屈伸運動や膝を外側に開いて下半身で踏ん張るような動作をしていると「使い過ぎによる筋肉疲労」をおこし、筋肉は柔軟性を失います。柔軟性がなくなり縮んでしまった3つの筋肉は膝を動かすためにさらに強い力を必要とします。そのため、筋肉が付着している部分も強くひかれて炎症がおき(鵞足炎)、鵞足滑液包は鵞足をスムーズに動かすことができず、鵞足と内側側副靭帯の間で潰れて摩擦によって炎症がおこします(鵞足滑液包炎)

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