「5分で解説」頚椎捻挫とは?青森市さいとう整骨院

頚椎捻挫とは?

頚椎捻挫は首の痛みで首の靭帯が損傷yする。

頸部外傷の中で、脱臼や骨折がなく、神経症状も生じないものを頚椎捻挫と呼ぶ。前縦靭帯、後縦靭帯、棘上・棘間靭帯、椎間関節、脊柱起立筋、胸鎖乳突筋まどの軟部組織の損傷である。

原因と発生機序

頚椎捻挫の原因は交通事故が多い

頚椎は屈曲、伸展、側屈、回旋と多様な方向に動くが、加わる外力が生理的範囲を越えたときに周辺組織に損傷が起こります
スポーツでは過屈曲による損傷が多く見られる。ラグビーやアメリカンフットボールでは頭をさげてコンタクトすることは禁止されている。この姿勢では頚椎が直線状に並んで軸圧がかかってしまうため、頚椎の脱臼骨折を伴った四肢麻痺のような重大な事故につながる可能性があり注意しなければならない。

症状

頚椎捻挫の症状は首の痛み

主な症状は疼痛と可動域制限です。強制された運動方向によって、損傷を受ける部位が変わり、疼痛の部位も異なる。例えば、屈曲が強制された場合、棘間靭帯や脊柱起立筋が損傷し、伸展が強制されると胸鎖乳突筋が損傷して疼痛が発生する。また、体幹に衝撃が加えられると、頚椎本来の可動域が制限され、椎間関節にストレスがかかり、椎間関節の傷害が発生します。

青森市さいとう整骨院の治療法

さいとう整骨院の頚椎捻挫治療は超音波やマッサージをする

■整形外科の受診が必要となる場合
①エコー(画像診断装置)で骨折、脱臼の疑いがある場合
②悪心、嘔吐、頭痛など随伴症状があるとき。
③明らかな頚椎の可動域制限や頚椎から下肢にかけてしびれや運動制限があるとき。

■治療法
X線で骨折等の所見を除外した上で、筋緊張緩和や鎮痛を目的としておこなう。
①可動域制限が強く、せき、くしゃみで疼痛が増強する場合。
まずエコー(画像診断装置)で患部の状態を確認後、座位で頸部の疼痛誘発可動域と疼痛部の確認。次に頭の重みを免荷した背臥位や側臥位で同様な動作を行わせ患部の確認をする。そして疼痛部に超音波治療と干渉波治療、筋緊張緩和のためにマッサージを施します。治療後に患者様を背臥位で頸部を下から持ち上げるように触診して筋緊張が緩和されていれば終了です。

■症例 
高校1年生、男子
競技名:サッカー
診断名:頚椎捻挫
主訴:3日前にサッカーの練習中にヘディングをして受傷。頸部の回旋をすると頚部痛あり。1~2日安静にしたが痛みは軽減されず整形外科を受診。レントゲンでは異常がみられず頚椎捻挫と診断された。湿布を処方されたが痛みが軽減されず、さいとう整骨院に転院した。
初診時の陽性所見:頸部の右回旋で左頸部に疼痛があり、後屈で左肩甲骨内側に疼痛あった。第5頚椎棘突起外側から左肩甲骨内側にかけて局所的な圧痛が確認された。
せきやくしゃみはこわくてできない様子。
<治療の経過>
初診時は超音波と干渉波で鎮痛を抑制。
初診2日後は後屈と回旋ができるようになったが第5頚椎棘突起外側から左肩甲骨内側にかけて局所的な圧痛が残存。
初診5日後、可動域は回復したが第5頚椎棘突起外側から左肩甲骨内側にかけて局所的な圧痛が少し残っていたため、板状筋、肩甲挙筋、菱形筋にハイボルテージ、僧帽筋、胸鎖乳突筋をマッサージして経過観察とした。
初診7日後には可動域も圧痛もなく治療終了とした。

頚椎捻挫でお困りの方は「青森市さいとう整骨院へご相談下さい」


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