骨挫傷とは?

骨挫傷とは?

外力が骨に伝わると骨挫傷になる

スポーツ中に激しくぶつかる、交通事故、転倒など体に大きな衝撃を受けると「挫傷(ざしょう)」や「骨折(こっせつ)」といったケガをすることがあります。挫傷は外部からの衝撃で筋肉や靭帯を損傷すること、骨折は外部からの衝撃で骨が一部または完全に断裂することをいいます。この2つの症状が組み合わさったようなケガに「(こつ)挫傷(ざしょう)」があり、簡単にいうと「骨内部のケガ」です。

骨挫傷の原因

骨挫傷の原因はコンタクトスポーツが多い

交通事故や転倒などによっても発症しますが、他者との衝突が激しい、いわゆる「コンタクトスポーツ」でも発症しやすいケガの1つです。誰かとぶつかった・どこかに強く打った場合は、ぶつけた・打った部位に発症しますが、関節を強く捻ったときに、関節同士が強くぶつかり合うことでも発症します。

骨挫傷の症状

骨挫傷の症状は運動痛が多い

骨挫傷は「中手(ちゅうしゅ)(こつ)(手首)」「(しつ)関節(かんせつ)」「(そっ)関節(かんせつ)(足首)」で発症しやすいケガです。骨挫傷になると動かさなくても痛い、押されると痛い(圧痛(あっつう))、運動すると痛い、腫れ、内出血がみられます。骨挫傷は特に痛みと腫れは長引くことがあり、骨折との判断がつきにくいケガなので早めのMRI,CTをお勧めいたします。骨挫傷は自然消失することが多く、完全治癒までは数ヶ月かかります。痛みは概ね1ヶ月程度といわれますが、病院によっては痛み止めを処方することがあるようです。痛みが引くまでは安静第一ですが、骨挫傷になった骨は一時的に弱っている可能性があります。痛みがなくなったので通常の運動をしてみたら痛みが再発した、ということもあるようです。痛みが治まった時に再度検査したほうがいいかもしれません。

骨挫傷の特徴

骨挫傷の特徴は長引く痛み

骨の外部は豊富な血管と神経がある「骨膜(こつまく)」で包まれています。その次に「皮質(ひしつ)(こつ)」があります。皮質骨は骨同士の密度が高いため硬く体を支えるため機能があります。皮質骨の内側には「骨内(こつない)(まく)」に包まれた「海綿(かいめん)(こつ)」があります。海綿骨は骨同士の密度が低いため衝撃を吸収する機能があります。海綿骨よりさらに内側には「骨髄腔(こつずいくう)」があり、血液をつくる「骨髄(こつずい)」があります。骨挫傷は海綿骨より内側の骨内部の内出血や海綿骨の小さな骨折を確認することがあり、骨皮質にキズがみられないことが多いケガです。皮質骨と海綿骨の割合は骨の形態(長管(ちょうかん)(こつ)扁平(へんぺい)(こつ)など)によって違いますし、骨の区分(骨端(こったん)(こっ)幹端(かんたん)(こっ)(かん))によっても異なります。特に関節を形成する骨端は海綿骨が多いため衝撃吸収に優れていますが、反面、骨の強度以上の衝撃は吸収しきれないこと、また、骨同士がぶつかりやすい構造であることから、(膝関節などで)骨挫傷を発症しやすいです。骨挫傷は打撲や挫傷と症状が似ており痛みや腫れが続くも「見逃しがちなケガ」です。また、骨内部のケガのためレントゲンやCTでは判別が難しく適切な治療を遅らせる原因になっています。ケガの状態にいつもと違う違和感があったらMRI診断で骨内部の内出血や骨折(不顕性骨折)の確認をします。

骨挫傷と骨折の違い

骨挫傷と骨折は明らかに違う

骨挫傷は骨折や挫傷、打撲と症状が似ているところがあります。痛みも腫れもたいしたことないと思っていても「実は骨折していた」ということが多々あります。骨折は骨の一部もしくは全部が断たれた状態をいいます。骨挫傷では、特に骨折との判断を早く確認しなくてはいけません。ちなみに「骨にひびがはいった」と表現されるものを「不全(ふぜん)骨折(こっせつ)」、骨が皮膚を突き破るくらい折れたものを「完全骨折」といい、骨膜や骨皮質に損傷があります。適切な骨折の治療をしなかった場合、正しい位置で骨同士がくっつかないことで体に不調があらわれます。例えば、関節を曲げづらい、いつまでも痛みやしびれが続く、骨がポコっと出ているなどです。これらの骨折はレントゲンやCTで判別が可能ですので、骨折か骨挫傷かをはっきりさせます

骨挫傷の治し方

骨挫傷には酸素カプセルがおすすめ

スポーツ現場で発生しやすい骨挫傷ですが、どのような治療をすれば早期に完治するのでしょうか?
さいとう整骨院が解説します。骨挫傷の場合は一般的に痛み止めの湿布や塗り薬、包帯・テーピング固定、リハビリをすれば1ヶ月ほどで完治しますが、大会が近いからもっと早く治したい、レギュラーを取られたくない、など通常の完治予想期間よりも早く治したいスポーツ選手は多いものです。この早期に治すために必要になってくるのが「ハイボルテージ」や「超音波」や「酸素カプセル」になります。どの治療機も患部の組織を早期に治すことが可能です。練習したいのにケガのためできない方々のお役に立てる優れものですので、ぜひご利用くださいね😁もし詳細を聞きたい方がいましたらご連絡くださいね!!
・公式ホームページ 

骨挫傷を早く治すには?

骨挫傷を早期に治すには酸素カプセルがおすすめ

早期に治すために必要になってくるのが「ハイボルテージ治療」や「超音波治療」や「酸素カプセル」になります。どの治療機も患部の組織を早期に治すことが可能です。練習したいのにケガのためできない方々のお役に立てる優れものですので、ぜひご利用くださいね😁もし詳細を聞きたい方がいましたらご連絡くださいね。
また、骨挫傷はなかなか痛みが緩和しないことが特徴の1つでもあります。痛いけど練習できない程ではない、けれど気になるという方が多く見られ、再びMRIをとっても異常なしというケースが多いです。この場合には、ぜひ当院の酸素カプセルがおすすめです👍酸素カプセルの詳細はこちら

骨挫傷は全治どのくらい?

骨挫傷は全治1~2ヶ月ほどかかる

一般的な骨挫傷の場合は痛み止めの湿布や塗り薬、包帯・テーピング固定、リハビリをすれば1ヶ月ほどで完治します。しかし、練習しながら治していく場合は1ヶ月以上かかります。

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