レントゲンで異常がなかったら【さいとう整骨院がおすすめ】
一昔前まで「不治の病」といわれた病気を「完治可能な病」に変えてしまう医療技術の進化。新しい治療法の確立、医療従事者の技術の進歩、新薬開発の研究・・・。私たちの「健康」をとりまく環境は、さまざまな業種の方々のたゆまぬ努力のお陰様で日進月歩をたどっております。そんな医療技術の進化の1つに「画像診断装置」があります。この装置がなかった時代はどこがどう悪いのか「切ってみないとわからなかった」ことが、現在では「切らなくても外からみえる」という、まさに目からウロコの技術がうまれました。健康診断では必ずといっていいほど健診メニューに組み込まれ、病気の早期発見には欠かせないものとなっています。
レントゲンに映らないけど痛みがある
しかし、からだの異常が必ずしも映し出されるわけではありません。使用している機器によっては映るものと映りにくいものがあります。その結果「異状なし」と診断され適切な治療を受けることなく悪化してしまうこともあります。そもそも「画像には映らない不調」というものもありますから、全てを画像診断に頼るわけにはいきません。整骨院に来院される患者様から「整形外科でレントゲンを撮ったけど、異常がないと言われましたが、まだ痛みがあります」というようなお話をお聞きすることがあります。整形外科では患者様の問診や画像診断などの検査結果から総合的に判断して「異常なし」の診断をしているはずですが、症状が回復しないという方がいらっしゃることも事実です。
整形外科で使用される「画像診断装置・検査」
整形外科で使用される「画像診断装置・検査」には以下のものがあります。
画像診断装置・検査 | 単純X線 (レントゲン) | CT | MRI |
使用電磁波 | X線 | X線 | ラジオ波(電磁波) |
被ばく量 | 少ない | 比較的多い | なし |
撮影時間 | 1~数秒 | 数秒~数分 | 数分~数十分 |
断層像・三次元像 | 平面的 | 断層像・三次元像 | 断層像・三次元像 |
※軟部組織の区分 | 低い | 中程度 | 高い |
検査の使い分け | 骨の描出に優れているため骨・関節疾患を判断する最も基本的な検査 | 骨の立体構造(骨折、骨腫瘍、脊椎・脊髄疾患など)や軟部組織の石灰化を把握したいときに行う検査 | 軟部組織の状態を把握したいときに行う検査 |
原因がわからない不調はどうしたら良いの?
ここで注目していただきたいのが「軟部組織」です。軟部組織とは「筋肉」「関節を覆う軟骨」「半月板」「関節包」「靭帯」などの骨格以外のものをいい、レントゲンには映りません。もしも、軟部組織に異変がある場合(例えば「膝の半月板損傷」などが疑われる場合)はMRI検査が、骨の「ひび」などが疑われる場合はCT検査が適切です。しかし、レントゲンはあるけれどCTやMRIを完備していない病院もあることや、あったとしても患者様から「CTで検査してください」とは言いずらいですよね。
そんな時は一度、整骨院にご相談してみてください。
整骨院は患者様との問診、視診、触診を大切にし、からだの不調原因を追求していきます。骨折や神経障害が疑われる場合は再度の整形外科の受診を、内科的疾患などが疑われる場合は他診療科の受診を促します。画像診断に映らない不調(例えば、使い過ぎによる筋肉の痛み、体重増加・不良姿勢がまねく関節痛や全身の重苦しさなど)には、整骨院で対処可能なものもあります。
原因がわからない不調は、気持ちを不安にさせ、家にこもりがちになってしまうなど「心の病気」になりかねません。そのようになる前に是非、整骨院の門を叩いてください!一緒にからだの悩みを解決していきましょう!